かぷせる新聞

調剤薬局向けレセコン「調剤くん」開発元の(株)ネグジット総研から、調剤薬局向け(経営者・薬剤師)セミナー等の情報を発信します。

2018年09月

IT導入補助金の第三次公募が昨日から開始されています。
それに合わせて、事業完了後に行う事業実施効果報告について、報告回数の緩和と報告期間の変更が発表されました。

第一次・第二次公募で交付決定を受けた事業者
事業終了後、2018年4月1日から2019年3月末日までの1年間における生産性向上等に関する情報を2019年4月以降に事務局に報告します。また、導入から3年後の実績について事務局から2021年4月以降にアンケート等による任意での回答を求める場合があります。

第三次公募で交付決定を受けた事業者
事業終了後、2019年4月1日から2020年3月末日までの1年間における生産性向上等に関する情報を2020年4月以降に事務局に報告します。また、導入から3年後の実績について事務局から2021年4月以降にアンケート等による任意での回答を求める場合があります。
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事務局に確認のため問い合わせたところ、報告回数は5回から1回に減少し、3年後のアンケートについても全ての補助事業者が対象という訳でもなく、ランダムに抽出された補助事業者が対象となるようです。

補助事業者はもちろん、我々IT導入支援事業者にとっても、事務負担が相当軽減されることになります。

先ほど、IT導入補助金のHPで三次公募期間の発表がありました。
第一回締切で見ると、9/25(火)までの申請分の交付が10/5(金)に決定されることになります。

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交付申請期間:2018年9月12日(水)~2018年11月19日(月)
●第一回締切    
締切日:2018年9月25日(火)
交付決定日:2018年10月5日(金)
●第二回締切    
締切日:2018年10月9日(火)
交付決定日:2018年10月19日(金)
●第三回締切    
締切日:2018年10月23日(火)
交付決定日:2018年11月2日(金)
●第四回締切    
締切日:2018年11月6日(火)
交付決定日:2018年11月16日(金)
●第五回締切    
締切日:2018年11月19日(月)
交付決定日:2018年11月30日(金)
■事業実施期間
交付決定日以降~2019年1月31日(木)
■事業実績報告期間
交付決定日以降~2019年1月31日(木)

IT導入補助金のHPに以下の案内が掲載されていました。
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三次公募のスケジュール(予定)について、ご案内いたします。
よりたくさんの方にご活用いただけるよう、三次公募について見直しを行いました。
三次公募の交付申請期間は9月上旬~11月中旬を予定しており、2週間毎に審査を行い、複数回の採択を実施する予定です。
詳細な日程につきましては、改めて本サイトにてご案内いたします。
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実施報告と補助金の受取も含めて早くなるようになると、お客様にとってもメリットになりそうです。

IT導入補助金

 今回は、7月7日(土)にNPO法人どんぐり未来塾の佐藤先生、麻生先生をお招きし、大阪市内で開催した『発生機序から考える副作用チェック』~副作用機序別分類~セミナーについて報告致します。今後も引き続き、関東を始めとする他地域でも調剤くんユーザー様への情報提供サービスの一環としてセミナーを継続して開催して参ります。
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↑◆右側が佐藤先生、左側が麻生先生です。
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●セミナーテーマ:
『発生機序から考える副作用チェック』~副作用機序別分類~
●日時:2018年7月7日(土) 18:00~
●会場:CIVI研修センター 新大阪東
●講師
NPO法人 どんぐり未来塾
理事長 佐藤ユリ先生/副理事長 麻生敦子先生
●内容
・副作用機序別分類の基本的な考え方
・グループワークによる機序別分類の演習
・質疑応答
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 まず、佐藤先生からが「副作用機序別分類の基本的な考え方」について説明され、「副作用機序別分類を活用すると、薬剤服用期間に合わせた副作用情報の提供や作用の確認や、機序別分類に応じた副作用発現時の薬剤服用の継続可否の判断とその説明を行うことができます。」と強調されました。
その後、副作用機序の薬理作用、薬物毒性、薬物過敏症毎のそれぞれについて、具体的な医薬品を例にとりながら、特徴、チェックのタイミング、対策について分かりやすく説明して頂きました。実際に薬局で勤務をされている佐藤先生の説明は、どのようにして患者様に理解して頂くかに重点を置いて説明されていました。
 我々も、『調剤くん』のサポートをする中で添付文書を見ることも多いのですが、その見方の一部が分かったように感じられました。
 続いて、麻生先生が登壇し、「グループワークによる機序別分類の演習」を行いました。具体的な症例から、副作用機序別分類の考え方に基づく説明や対応、医師への情報提供についてについて説明があり、その上でグループディスカッションに入りました。
 参加者の方からも積極的な質問があり、和やかな雰囲気でグループディスカッションも終えることができました。
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 第1部では、当社から『お薬手帳情報参照サービス 健康の庫』について、説明させて頂きました。特に平成27年10月に発表された『患者のための薬局ビジョン』達成に向かって、電子お薬手帳への対応も必要になってくることと、その中で『調剤くん』が行っている対応についてお話しさせて頂きました。

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